伏見稲荷①|楼門前~本殿

熊野社・藤尾社・霊魂社(楼門前)

熊野権現とご縁ゆかりのある土地、人、書記、氏子さん達を祀っています。

ここで「一緒におやまに登りましょう」と、ご先祖、ご縁故、ゆかりの祖霊へのご挨拶をします。

門番の狐の神様(楼門前)

伏見の大神様のおつかいである門番の狐の神様。稲荷の神様は狐の神様とは違います。狐の神様はご眷属1神として稲荷の大神様のお手伝いをされています。

ここではご眷属の狐様に向かって、稲荷の大神様につないでいただくご挨拶をします。

楼門・随神様

随神様に何を祈願しにきたのかを噓なくお伝えし、楼門をくぐります。

東丸神社

ご祭神の「東丸様」は伏見稲荷の初代宮司様で、「ジャッジ」を祓い清めくださる神様です。

ここでは、人に振り回されていることや他人の言葉で動けなくなっている部分を見直し、自分が自分に必要な判断で取捨選択できる力を願います。

また、必要な時に必要な力が出せる祈願ができます。

正面が東丸神社の本殿で、ご神像が左奥の社にあり、荷田社では東丸様のご先祖、弘法大師空海様とご親交のあった荷田龍頭太夫様がお祀りされています。

生きていくうえで無意識に採用してきた人の価値基準(ジャッジ)のフィルターを祓い清めてから、本殿にて本祈願に向かいます。

伏見稲荷大社拝殿・本殿

ここでは、神様に今日一番祈りたいことを祈願します。

祈願は神様へのプレゼンみたいなものです。今回の参拝、「おやまする」目的をしっかりとお話しましょう。

伏見稲荷の稲荷大神

伏見稲荷の稲荷大神は五柱の神様の総称です。

  • 下社・本殿中央に「宇迦之御魂大神 うかのみたまのおおかみ」
  • 中社・本殿中左に「佐田彦大神 さたひこのおおかみ」
  • 上社・本殿中右に「大宮能売大神 おおみやのめのおおかみ」
  • 下社摂社・本殿外左に「田中大神 たなかのおおかみ」
  • 中社摂社・本殿外右に「四大神 しのおおかみ」

  1. 「ご眷属」とは、神と人との間を取り持つ存在で、人が神に願い事をするとその願いが叶うように働いてくださいます。 ↩︎

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